

こんにちわ。
ドロシーよ。
今日のお話は
前回のつづき。
エミリアさんの
お父様の日誌を探すため、わたしたちはテトラ遺跡に出発したの。

わたしたちは以前ここに来たときに、この辺は見て回ってたの。日誌なんてないってわかってたから、今度はもっと奥まで行ってみることにしたの。
テトラ遺跡の大回廊は、とても広かったの。こんな場所もあったのね。


広すぎるからって探さない理由にはならないわ。
サリマが言うには、
人の痕跡が目印だっていうの。ほら、
前に焚き火を見つけたでしょ? ああいう
痕跡よ。
そのうち、行き止まりらしきところに出たわ。


どう見ても行き止まりに見えるでしょ? でもね…

サリマの機転で、壁をすり抜けることができたの!
不思議よね~! 岩をすり抜けられるのよ?

残念ながらここには何もなかったわ。
少し先に進んだところで、
サリマが何か見つけたの。




岩の向こうに
扉と
足跡を見つけたんだけど、日誌とは関係がなかったわ。この扉と足跡、気になるわね。
更に先に行ったところに、こんなものがあったのよ!

わたしたちが探していた
人の痕跡よ! きっとこの焚き火は
ロレンジョ博士が熾したものなのよ!
焚き火の近くで見つけたのが、この変な
酒樽よ。

日誌は
酒樽の中に入ってたわ。この酒樽は
博士のものだったのね。
わたしたちはすぐに
コインブラに戻って、エミリアさんの元へ駆けつけたの。



エミリアさんが喜んでくれてよかったわ! 1日も早く
ロレンジョ博士が見つかるといいわね。
そうそう、
エミリアさん、この日誌を編集してリボルドウェのお知り合いのところへ持っていくと言ってたわ。お父様のお知り合いの博士らしいの。
だけどそれはまた別の話。わたしたちの今回の冒険はこれで終わりよ。
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